5月11、12日に神奈川・Kアリーナ横浜で開催されたキングレコード主催『KING SUPER LIVE 2024』。6年ぶり4回目の開催となった今回は、豪華出演陣に加え、普段はなかなか見ることができない貴重なコラボも盛りだくさん、2日間でなんと計10時間全100曲ものアニソンが披露された。熱狂に満ちた当日の模様をお届けします!
KING SUPER LIVE 2024 DAY1:2024.05.11 DAY2:2024.05.12
キングレコードに所属するアーティスト、声優が一堂に会するKING SUPER LIVE 2024。6年振りに開催となるイベントDAY1の火蓋を切ったのは水樹奈々。エネルギッシュな「Exterminate」で会場を盛り上げつつ「今日は溜まりに溜まった想いを存分に放出していただけたらと思います!」とファンを鼓舞する。
その言葉通りに、続いて登場した上坂すみれや米倉千尋のステージでも、熱い声援が響き続けた。特に米倉のデビュー曲「嵐の中で輝いて」では力強い大合唱があり、アニソン・ファンの魂の叫びを感じさせていた。
Suaraが「不安定な神様」をドラマチックに歌い上げれば、愛美は得意のギターをかき鳴らしながら「メリトクラシー」を披露。蒼井翔太は禍々しいデザインの椅子に座って「PSYCHO:LOGY」を絶唱するなど、色とりどりに繰り広げられるステージに興奮が止まらない!
國府田マリ子の「僕らのステキ~sutekiバージョン~」や、椎名へきるの「-赤い華-You're gonna change to the flower」での歓喜の声援は、楽曲自身の色褪せぬ魅力はもちろん、声優アーティストの礎を築いた彼女たちに対する敬意や感謝から起こっていたのだろう。
田村ゆかりのソロ・ステージの後に堀江由衣が登場し、ふたりのユニット“やまとなでしこ”が登場するというサプライズが! 「恋の天使 舞い降りて」で聴かせてくれた歌声は、変わらずキュートな響きを放っていた。
森口博子は「水の星へ愛をこめて」を、麻倉あきらは「DREAMS」を、保志総一朗が「Shining Tears」、さらに奥井雅美が「輪舞-revolution」と、レジェンド級のアーティストたちがそれぞれの代表曲を披露する一方で、宮野真守や水瀬いのり、内田雄馬といった現在のシーンを牽引するアーティストも、オリジナリティ溢れるライブでイベントを盛り上げていた。
本編大詰めで登場した高橋洋子は、ゴンドラに乗ってステージ上空から降臨。その神々しさにふさわしい「残酷な天使のテーゼ」を歌い上げると、トリのangelaもバルコニーから登場。「イグジスト」や「シドニア」といったライブキラーな楽曲を熱演したのだ。
恒例のコラボコーナーでは、森口、米倉、麻倉の女性チームと、宮野、内田、保志の男性チームが、それぞれガンダム楽曲をカバー。さらにアニメ『魔法少女リリカルなのは』で主演した田村と水樹が、同番組のオープニング、エンディングを歌うスペシャルなステージを経て、最後は出演者全員で「Give a reason」(原曲:林原めぐみ)を熱唱。良質なアニソンで時代を彩ってきたキングレコードの歴史を知れる一夜になったのだ。
NEXT ▷ さらなる盛り上がりを見せたDAY2の模様をレポート!