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OWV 独自の道を開拓し続けるグループの魅力を描き出したナンバー「Frontier」

Interview

2025.02.13

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OWVが記念すべき10枚目のシングルをリリース!  タイトル曲「Frontier」は、Da-iCE・工藤大輝をプロデュースに迎えて制作。独自の道を開拓し続けるグループの魅力を描き出しながらも、これまでのOWVにないタイプのポップチューンに仕上がっている。今回の素敵なコラボレーションに至った経緯、そしてこの楽曲に込めた想いを4人にたっぷりと語ってもらった。また、ここでは撮り下ろし写真のアザーカットも公開!
Text 吉田可奈 Photo コザイリサ
Hair&Make-up Park Youngsun、Ayaka Takane(allure)

歌詞は大輝くんが僕たちの今までの生い立ちをしっかりと組み込んでくれた

■「Frontier」は、Da-iCEの工藤大輝さんがプロデュースされています。どういった経緯で決まったのですか?

本田康祐(ほんだこうすけ)「僕と浦野が工藤大輝くんのラジオに出させてもらった時に、“曲を作りますよ”って言ってくださったんです」

浦野秀太(うらのしゅうた)「最初は社交辞令だと思ったんですよ。でも、その番組は生放送だったのにも関わらず、ラジオの終盤で“OWVの曲、絶対に作ります!”って言ってくれたんです。生放送なのにいいの⁉って驚いちゃって」

中川勝就(なかがわかつなり)「僕はそこまでも社交辞令で、喜ばせてくれるために言ってくれていたのかと思っていて。でも後日、本当に楽曲を作ってくれてビックリしました」

本田「大輝くんいわく、こういう話をしたとしても、事情があってなかなか実現できないことも多いらしくて。でも、生放送で言っちゃえばできるだろう!って思ってくれたみたいです(笑)」

中川「その風穴を開けてくれたんや!」

本田「そうみたい。本当に嬉しいですね。大輝くんのラジオには何度か出させてもらっていたんですが、そこでOWVのことを面白いと思ってもらえたみたいで」
本田康祐

本田康祐

■OWV側から曲のテイストなどリクエストはしたんですか?
中川「秋のリリースになるということと、今までのバンドサウンドを踏襲した曲にしたいということは伝えさせてもらいました。でも、歌詞は大輝くんが僕たちの今までの生い立ちをしっかりと組み込んでくれたんです。最初に歌詞を読んだ時、こんなに僕たちを知ってくれてるんだってすごく嬉しかったですね」

本田「一度ご飯に行った時にも、生い立ちを伝えさせてもらって……」

■本田くんの生い立ちを?

佐野文哉(さのふみや)「いや、わざわざそこで、僕は福島で生まれて……って言わないでしょ(笑)」

■成り立ち、ですかね?

本田「そう、それを言いたかった!(笑)  そしたら、Da-iCEも結成当初はすごく苦労したし、似たものを感じるという話になり、OWVにシンパシーを感じてくれたんです。そういう経験をこの曲に入れられたらいいなと思ってくれたみたいで。あとは、ライヴを意識して、お客さんと一緒に歌えるような楽曲であったり、OWVにあるやんちゃさを出せたらいいよねって話もして」
佐野文哉

佐野文哉

■工藤さんはオタク気質なところがあるようですし、いろいろ調べて、OWVのツボが分かっていそうですね。〈まだ焦る時間じゃない〉という言葉は、今の工藤さんだからこそ出た言葉のように感じました。

中川「確かに、そうかもしれない」

佐野「僕は工藤さんと一度ラジオでお会いしただけなんです。そこでは当たり障りのない会話をしたくらいだったんですが、ここまでたくさん調べてくれて、本当にありがたかったですね。あとは僕たちの表現で素敵なものにしていかないといけないって思いました。まだこの感想は伝えていないので、工藤さんの家に矢文で放ちたいです」

中川「令和はメールで伝えて!(笑)」

佐野「Da-iCEさんとはイベントでもご一緒することが多いので、今度ちゃんと伝えたいと思います(笑)」

■実際に歌ってみていかがでしたか?

浦野「サビの頭を担当させていただいたんですが、キーが自分の声に合っていて、すごく歌いやすかったです。今回の“Frontier”では、ラップをやることなく、メロディアスなパートに専念して歌わせてもらったので、じっくり聴いてもらいたいですね」
中川勝就

中川勝就

■歌詞についてはどう解釈しましたか?

浦野「先ほど言っていただいた〈まだ焦る時間じゃない〉という言葉は、僕にもすごく響きました。実際にちょっと焦っていた自分がいたんですが、まだこの状況でも焦らなくてもいいんだって思えたんです」

中川「でも俺達は駆け抜けないと」

浦野「そうなの!?  俺、安心しちゃったわ」

佐野「まだ実家にいていいって思った?」

浦野「うん。まだ出なくていいんだって」

中川「それは立ち止まっているというより、後退しているから!(笑)」

浦野「いや、後退はしてない!(笑)」

中川「工藤くん、これ読んだらガッカリして泣いちゃうやろな……」

本田「でも確かに、改めて歌詞を読んだら、そうとも受け止められるような……」

浦野「でも、大輝くんの伝えたい想いをしっかりと受け取っていることは伝えたいですね。実は僕、Da-iCEさんに憧れて前の事務所に入っていたんですよ」

中川「それはずっと言ってるよな」

浦野「うん。そんな憧れの方に作ってもらえたのが本当に嬉しいですし、信じられないです」
浦野秀太

浦野秀太

■当時はDa-iCEのどんなところに憧れたんですか?

浦野「Da-iCEの“I'll be back”という曲のダンスプラクティス動画を友達が見せてくれて、こんなグループがいるんだ!って衝撃を受けたんです。いつか自分もこうなりたいと思って、オーディションを受けた経験もありますし。今、こうやって一緒にお仕事ができていることがすごく嬉しいです」

■素敵ですね。今回のパフォーマンスはどんなものになるのでしょうか?

本田「今回の振付をどなたにお願いしようかという話になった時、文哉が“「Let Go」を振付してくれたRyuseiくんがいいんじゃないか?”って言ってくれたんです。確かに、RyuseiくんはもともとDa-iCEのライヴ構成にも関わっていましたし、エモーショナルな楽曲がすごく似合うんですよ」

中川「実際に出来上がった振付は、みんなで楽しめるようなパートもありますし、本当にこの曲が映える、ライヴでも活躍できるような振付になりました」

佐野「Ryuseiさんは、力強さと哀愁漂う雰囲気、どちらもあるんです。歌詞の世界観、僕たちの過去にあった紆余曲折を振り返りつつも、この先の未来への希望、さらには僕たちの過去との決別など、しっかりと振付で落とし込んでくれそうだなと思ったので提案させていただきました。工藤さんとRyuseiさんも公私ともに繋がりがありましたし、信頼関係ができていたのはすごく大きかったですね。みんなの気持ちが入った、人情を感じるものになったと思います」
浦野秀太
■MVはどのような仕上がりに?

佐野「“Frontier”というタイトル通り、境界線や、違和感、扉を1枚隔てた向こう側の世界とこっちの世界、といったものを表現しているんです。言葉にしてしまうとすごく直接的になってしまうので、こればかりは映像を観てもらいたいですね。絶対に“なるほど!”となると思うので、早く皆さんに観ていただきたいです」

中川「MVの監督が、ものすごく細かいところまで考えてくれていて、それがしっかりと反映されているんです」

本田「こればかりは説明よりも観てもらったほうが早いね」

■撮影はいかがでしたか?

本田「撮影自体はそこまで大変だった記憶はないんですけど……とにかく暑くて!」

中川「撮影の日は、何日も前からずっと雨予報だったんです。もう外では撮影ができないんじゃないかと思っていて。でも、内容的には外で撮影するからこそいいものになりそうな予感もしていたので、終わったな~って思っていたんですよ。でも、いざ現場に行ったら、めちゃくちゃ晴れて!」

■ついに本田くんが晴れ男を発揮ですね!

本田「ついにじゃないんですよ、毎回だから!」

佐野「満を持して!」

本田「持してないのよ。毎回発揮しているから、もう当たり前なの!」

中川「それで、撮影を終わろうとした瞬間、車のドアを閉めたら、ザーッてめちゃくちゃ雨が降ってきて」

本田「撮影している場所から見える東京の空に、雷がめっちゃ鳴っていたんですよ」

浦野「よかった~。本田くんがやっと力を発揮してくれて!」

本田「いやいや、毎回だろ!(笑) 『晴れ男コンテスト』のファイナリストに残ってるんだから!」

中川「よく聞いて。それは、運」

本田「……それはそうだと思ってる(笑)」

一同「あはは!」
続きはBACKSTAGE PASS 2024年12月号でお楽しみください!!
10th Single「Frontier」

10th Single「Frontier」

2024.10.23 Release
初回限定盤 CD+DVD ¥2,000
通常盤 CD ¥1,200

01. Frontier
02. TRVCKSTVR
03. Abyss
04. Frontier(Instrumental)
05. TRVCKSTVR(Instrumental)
06. Abyss(Instrumental)
https://amzn.asia/d/i9qRvBz
3rd Album
Supernova

2025.04.09 Release
https://owv.jp/news/detail/12066

●イベントスケジュール
『OWV LIVE TOUR 2025-VERSUS-』
2025年2月2日(日)愛知・Bottom Line
第1部 14:30開場/15:00開演 アーティスト:lol、OWV
第2部 18:00開場/18:30開演 アーティスト:OWV
2025年2月14日(金)福岡・DRUM LOGOS
第1部 14:30開場/15:00開演 アーティスト:TEE、OWV
第2部 18:00開場/18:30開演 アーティスト:OWV
2025年3月1日(土)神奈川・KT Zepp Yokohama
第1部 14:00開場/15:00開演 アーティスト:OCTPATH、OWV
第2部 18:00開場/19:00開演 アーティスト:OWV
2025年3月9日(日)大阪・なんばHatch
第1部 14:30開場/15:00開演 アーティスト:REIKO、OWV
第2部 18:00開場/18:30開演 アーティスト:OWV
https://owv.jp/feature/owv_tour_2025

『OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-』
2025年4月6日(金)千葉・幕張メッセ国際展示場2〜3 16:00開場/17:00開演
https://owv.jp/feature/owv_tour_2025
OWV
オウブ。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』へ出演した元練習生より結成された4人組ボーイズグループ。’20年9月、1stシングル「UBA UBA」でメジャーデビュー。’23年7月、2ndアルバム『JACK POT』をリリースした。’25年2月より対バンツアー『OWV LIVE TOUR 2025-VERSUS-』を、4月6日に『OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-』を開催予定。4月9日に3rdアルバム『Supernova』をリリースする。
公式サイト https://owv.jp/
BACKSTAGE PASS 2024年12月号

BACKSTAGE PASS 2024年12月号

発売:2024年10月25日(金)
価格:1,100円(税込)
表紙:Travis Japan
バックカバー:go!go!vanillas
購入はこちら
https://amzn.asia/d/gZ3nDU2

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