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メンバー9人が語る、“超特急らしさ”全開の1枚「Just like 超特急」

Interview

2024.06.07

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グループ初となるEP『Just like 超特急』が届けられた。エモーショナルなダンスチューンから、王道J-POP、ド派手な盛り上がり曲まで、バラエティ豊かな楽曲を収録。結成12年目を迎え、アップデート&再定義された“超特急らしさ”全開の1枚について9人に聞きました。
Text 瀧本幸恵 Photo 木村心保
Hair&Make-up 杉野智行、角果歩、井下成美 Styling 東正晃
■昨年リリースのアルバム『B9』のテーマは“クール&スタイリッシュ”でしたが、やってみた感触はどうでしたか?

カイ「カッコいいから入ってもらって、最終的には楽しかったり、面白かったりというふうに振り切れたほうが目を引くんだと思えました。ギャップがあったほうが人間的に興味を持っていただけるので。そこは僕たちの1つの武器になったんじゃないかと思います」

■それを経て、今回の『Just like 超特急』は“改めて超特急らしさを追求”がテーマになっているんですよね。

カイ「昨年はドラマ出演とかメンバーのソロ活動のおかげで、超特急を初めて好きになってくださった方や、一旦離れていたけれど戻ってきてくださった方とかが特に増えた1年だったんですね。だから次のツアーが初乗車(初参加)という方もかなり多いので、そういう方たちに向けて、これを聴けば超特急がどういうグループかなんとなくわかるような、バラエティ豊かな楽曲を集めました」

■“超特急らしさ”とは、改めて言葉にするとどんなことでしょうか。

リョウガ「そもそも“超特急らしさ”って、こういうジャンルとかではないので、明確な1つの答えがあるわけではないんですけど、だとしても、結成からある程度経って方向性が決まってからは、おそらく見せたいものはずっと変わっていないんです。ビジュアルや音楽性が変わっても、僕ららしさは変わらない。そこを8号車(ファン)と一緒に、8号車も僕らと同じメンバーなので、もっと“超特急らしさ”を確立させていきたいと思ってます」
[L→R]カイ  ユーキ マサヒロ
■“らしさ”って普段から意識しています?

リョウガ「1つのポイントというか。何事も全力、フルマックスでやり切るというのが、僕らにはあるので。何かを目指してやるというより、その時に目の前にあることを全力で振り切ってやれば、自然とらしさに繋がる気がしてます」

■ジャケット写真にも電車が使われていて、“らしさ”を象徴していますね。

タクヤ「僕らの名刺代わりになるようなEPなので、電車をモチーフに撮影しようという話になりました。ちなみに、初回限定盤の躍動感があるカットは、本来は予定していなかったものなんですけど、やってみたら思いのほか良かったので採用されました」

■衣装はメンバーカラーを使いつつ、それを全面に押し出す感じでもなくて。

カイ「今回も僕がプロデュースさせてもらったんですけど、背景が電車になるということで、フォーマルな感じは違うけど、くだけ過ぎても僕らの年齢にはそぐわないと思って、ラグジュアリーストリートみたいなイメージで衣装を集めていきました。なのでわりとハイブランドのものも交えています。例えば、ハルで言うと、トップスはジャージなんですけど、それだけだとカジュアルなのでジュエリーとかでバランスを取っていて。リード曲が“Steal a Kiss”というカッコいい曲だったりするので、その印象も前提に置いています」

■では、その「Steal a Kiss」についてお聞きします。最初に聴いた時はどんな印象を持ちましたか?

シューヤ「トラックはシンプルにカッコいいと思いました。ただ歌詞は最初のものとは変わっていて。サビの直前に入ってるセリフのようなワードのニュアンスが気になって、まずは僕とタカシくんとでこのままでいいかどうかを話し合いました。ここは違和感が癖になるようなポイントでもあるから、引っ掛かりになる言葉を入れたかったんです。しかも、カッコいいを追求しているグループでは使わないようなものにしたくて。普通なら英語にするとかだと思うんですけど、そこを〈こっち向けよ〉とかにしてみました」

■もともとはどんなニュアンスの言葉が入っていたんですか?

ユーキ「もっとディープというか、直接的な言葉で」

シューヤ「ちょっとセクシー過ぎるかなと」

タカシ「あとは、単純に言葉として長かったんです。サビにかかってしまうものもあったので」
[L→R]タカシ アロハ リョウガ
■このセリフ部分は誰の声?

シューヤ「アロハ、タクちゃん、ユーキさんです」

■〈こっち向けよ〉がアロハさん、〈素直になれよ〉がタクヤさん、〈好きなんだろ?〉がユーキさんと。

シューヤ「最初はヴォーカルが言う予定だったんですけど、ライヴやMVにした時にダンサーが言ってるほうが目を引くし、観てくださる方にとってもわかりやすいということで、ダンサーがやることになりました」

■ライヴでどう見せられるかを一番に考えているんですね。

タカシ「僕らはライヴで育ってきましたし、8号車と一緒に作り上げていくのが超特急なので、やっぱり一番に考えますね」

■歌詞は全体として大人っぽいというか。

ユーキ「恋の駆け引きですね」

■『B9』のテーマを引き継いだ感じでしょうか。

カイ「僕らとしては大人っぽいとかよりも、ライヴで盛り上がれるかが大前提としてあって、それを軸に曲を選んでいる部分が大きいです。この曲も手の振りがマネしやすかったり、振付込みで完成しているので」

■振付はどんな感じになっていますか?

マサヒロ「振付師の方が“キャッチーにしたい”と言っていて、サビには手首にキスをするような動きが入っています。誰が見てもわかりやすくセクシーに見える動きだと思うので、8号車の方にもチャレンジしてほしいですね。そこはこだわりました」
[L→R]ハル タクヤ シューヤ
■曲調は“ザ・ダンスナンバー”という感じですよね。全体の振りのイメージは?

マサヒロ「全体としてはクールな感じになっていると思います。2番はハルがセンターなんですけど、MVでは黒に白シャツというようなシンプルなスーツスタイルで踊っています。それでいて、最後のサビはわりと激しめに動いていて」

カイ「全体的に余裕がある感じだよね」

マサヒロ「大人カッコいいを見せてますね。MVも全体の7割ぐらいがダンスパートです。実は、振付は“MORA MORA”と同じ方にお願いしているんですけど、まったく違うニュアンスが出ているので、同じとは思えないと思います」

■先行配信されている「ジュブナイラー」は、これぞ超特急というか。この曲もダンサーの皆さんが歌にも参加していますね。

ユーキ「基本的にリョウガですけど」

タカシ「この曲は“超えてアバンチュール”を作ってくださった方が作詞作曲なんですけど、リョウガとの親和性がすごいというか」

■セリフっぽい合いの手のところはリョウガさんが?

リョウガ「全部僕ですね」

シューヤ「ヴォーカルもかぶせていたりしますけど、基本は」

タカシ「僕らはリョウガをバックアップする形で参加しました」

リョウガ「僕のバックヴォーカルです(笑)」
■堂々とメインを張る形で(笑)。

リョウガ「いやいや。僕の性格上、“僕でいいのか?”という思いはありましたけど、そこは一旦置いておいて。やらせてもらうからにはフルマックスでかまさないといけないと思って、いろいろと試行錯誤しながらやりました。プロデューサーと相談もしながら頑張らせていただきました」

■何パターンか録ったり?

リョウガ「パターンは結構録りました。特に〈アオハルだー!〉のところは8パターンぐらい? ちょっと盛ったかな(笑)。としても6パターンぐらいは」
続きはB-PASS 2024年6月号でお楽しみください!!
1st EP Just like 超特急

1st EP Just like 超特急

2024.04.17 Release
初回限定盤 CD+3BD ¥11,000
通常盤 CD ¥2,530

01. Steal a Kiss
02. MEMORIAる
03. Love Song
04. ジュブナイラー
05. Spice
06. 星屑のダンスフロア
07. Countdown ※通常盤のみ


『BULLET TRAIN Spring tour 2024 “Rail is Beautiful”』

6月1日(土)大阪 オリックス劇場
6月7日(金)福岡 福岡サンパレス
6月29日(土)北海道 札幌文化芸術劇場hitaru
7月14日(日)神奈川 パシフィコ横浜 国立大ホール
7月15日(月)神奈川 パシフィコ横浜 国立大ホール
7月20日(土)宮城 仙台サンプラザホール
7月21日(日)宮城 仙台サンプラザホール
8月27日(火)神奈川 Kアリーナ横浜
8月28日(水)神奈川 Kアリーナ横浜

『BULLET TRAIN FAN MEETING 2024「MEMORIAる 8号車の日」』
8月7日(水)神奈川・横浜BUNTAI
開場17:30/開演18:30
8月8日(木)神奈川・横浜BUNTAI
1部 開場13:30/開演14:30
2部 開場17:30/開演18:30
超特急
ちょうとっきゅう。9人組メインダンサー&バックヴォーカルグループ。’12年6月、1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。’23年3月、5thアルバム『B9』をリリースした。現在、全国ツアー『BULLET TRAIN Spring tour 2024 “Rail is Beautiful”』を開催中。8月8日に『BULLET TRAIN FAN MEETING 2024「MEMORIAる 8号車の日」』を開催予定。
公式サイト https://bullettrain.jp/
BACKSTAGE PASS 2024年6月号

BACKSTAGE PASS 2024年6月号

定価:1,100円(税込)
発売日:2024年4月26日
判型:A4判
頁数:128ページ

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