風男塾　青春ほとばしる両A面シングル「一生青春、一緒に青春 / FOCUS!」

風男塾から、この夏を熱く盛り上げるニューシングルが到着！  観客とともに作り上げるコール満載のアッパーチューン「一生青春、一緒に青春」、『ニトリ JD .LEAGUE 2024 』の公式テーマソングとして選手の背中を押す応援歌「FOCUS！」。青春ほとばしる両A面の2曲を中心にインタビュー！  また、誌面ではモノクロだった撮り下ろしカットを、ここではカラーでお届け♪

■新曲「一生青春、一緒に青春」は、ファンの皆さんと一緒に作り上げるコールがとても印象的ですね。

英城凛空（はなしろりく）「コールのレクチャー動画もYouTubeへアップしているんですが、まさに皆さんの声がないと完成しない曲なんです。すでにライヴでも披露しているんですが、皆さんにもそれが伝わっているのか、ものすごく大きな声を出してくれるんですよ。でも、そのコールって決して簡単なものではなくて、単純に数もたくさんありますし、タイミングもあるので、きっと皆さんが何度も動画を見て練習してくれたんだろうなって深い愛を感じたんです。実際にライヴでこの曲をやると、ものすごく盛り上がりますし、やっていても楽しいんですよね」

■ここまでガッツリお客さん参加型の曲は初めてですよね？

英城「そうですね。皆さんからのコールと俺達が歌う歌詞が繋がってやっと意味が通じるパートもあるので、俺達だけが歌っていても意味がわからない曲になっちゃうんですよ（笑）。初披露の時は、さすがに俺達の声を音源で流してみんなが言いやすいようにしたんですけど、その音をだんだん小さくして、今は皆さんにお任せするようになりました」

柚希関汰（ゆずきかんた）「練習の成果が試されるよね（笑）」

英城「ぜひ大きな声を出して、一緒に曲を作ってくれたら嬉しいです」

柚希「この曲を披露した時、ファンの皆さんが一生懸命覚えてくださっていて、思わず笑っちゃうくらい大きな声を出してくれたんですよ。ものすごく嬉しかったですし、まず俺自身がコロナ禍でなかなか声が出せない時期にグループへ加入したので、こうやってコールをしてもらえるような楽曲を出せたということがすごく嬉しかったんです」

■作詞のクレジットには“風男塾”とありますが、今回はメンバーが作詞を？

柚希「曲中にセリフがあるんですが、メンバーそれぞれが言いそうなセリフを考えました」

胡桃沢鼓太郎（くるみざわこたろう）「実はこの曲の仮歌を、僕とアランくんがレコーディングしたんです。その時に、とりあえず僕達が各メンバーのセリフを勝手に考えて当てはめたんですけど、完成したものを聴いてみたら、思ったよりそのまま採用されていて……！」

柚希「俺、そのままにした！（笑）」

英城「俺も！ そのままの俺じゃんって思って。メンバーそれぞれに合ってたよね」

胡桃沢「とりあえずメンバーが言いそうなことをちゃちゃっと書いて、あとで手直ししてもらおうと思ってたんですよ」

葉崎アラン（はざきアラン）「でも、そのまま使ってくれたのは嬉しかったですね」

赤星良宗（あかぼしよしむね）「鼓太郎はモノマネが上手いので、その人っぽくセリフを言えるんです。〈俺に惚れるとヤケドするぜ〉という俺のセリフが仮歌に入っていたんですけど、鼓太郎の声真似がすごく上手だったせいで、レコーディングの時、俺の声を聴いたスタッフさんが“鼓太郎に聴こえるな？”と言っていたくらいで（笑）」

胡桃沢「みんなの特徴は掴んでいるから！」

凰紫丈源（こうしじょうげん）「俺のセリフ〈心配事はなんくるないさ〉も、沖縄の方言を入れてくれたことが嬉しくて。変えていいって言われたけど、“いや、これを使います！”と即決しました」

■このセリフでみんなのキャラクターも一発で分かりますし、楽しい楽曲になりましたね。パフォーマンスはどのようなものになるんでしょうか？

天堂太陽（てんどうたいよう）「振付はみんなを盛り上げるようなものになっていて、2番の最初にはマイクを客席に向ける動きがあるんです。パフォーマンスの面でもお客さんがいてこその曲になっています」

葉崎「ただ、意外とフォーメーションが変わる移動が多い曲になっているんです。サビは全身を使って踊りますし、めっちゃ疲れる（苦笑）。１曲踊るだけでかなりカロリーを使うんですが、立ち位置がコロコロ変わるので、そこを見て楽しんでもらえたら嬉しいです」

■MVはどんなものになっていますか？

柚希「コールも字幕で入るんです。なので、MVを見ているだけでもコールが覚えられると思います。何度も見てもらいたいですね」

■今回はどこで撮影されたんですか？

凰紫「江ノ島に行ったんですが、なんとその日が台風並みの大雨だったんです！」

葉崎「海の近くに行ってはいけないくらいの大荒れの日で。昼はそこまでではなかったんですが、夜は風速23mって聞いてビックリしました」

英城「アランが車を出て傘を広げた瞬間、一気に風に吹き飛ばされて”わぁぁぁぁ！”ってなってたよね（笑）」

葉崎「それなのに誰も助けてくれず、みんなサササッと走って建物のほうまで行っていて！（笑）」

英城「あれはアランの様子をみんなが見て、“これは傘をさしたらダメだ、急げ！”って思ったんだよ（笑）」

葉崎「実験台にされてたの⁉（笑）」

■過酷なところでの撮影になっていたんですね。野外で予定していたシーンはどうやって撮影したんですか？

凰紫「今回はさすがにキャンセルになりました。本当は海辺で俺が鼓太郎を肩車して走るという、ザ・青春というシーンを撮る予定だったんですけど。それがダメになってしまったので、急遽代案として、鼓太郎をおんぶしながらスクワットをするという……」

■おんぶでスクワット!?

凰紫「かなりコミカルな展開になりました」

柚希「でも俺、今回のMVの中で一番と言ってもいいくらい好きなシーン！」

凰紫「よかったです（笑）」

柚希「5回見たけど5回笑っちゃいます」

英城「最初は、画角的に鼓太郎がアイスを食べているだけなのかなって思うんですけど、どんどん引いた画になり、そこで鼓太郎をおぶった丈源がスクワットしていて」

■確か、以前のＭＶ撮影でも用意されていたお菓子を予定以上に食べていたと……。

胡桃沢「はい（苦笑）。スタッフさんからは、予備の分まで食べるとは思わなかったと」

■もしかして、MVは何かを食べることが主軸になってますか!?

胡桃沢「僕はMV撮影は食事をしにいっていますね（笑）」

■だからあんなに美味しそうな表情が見られるんですね。

胡桃沢「次も楽しみです！（笑）」

凰紫「でも、俺達以外のメンバーも青春っぽいシーンがあるよね」

英城「俺はゲームをしていて。その横で良宗が“ヒマだな～”って感じで俺に水鉄砲をかけようとするんですが、俺はそれをノールックで止めるという」

柚希「あのシーンも笑ったな～！」

英城「普段の俺ですね、あれは（笑）。監督さんもずっと同じ方なので、だんだん俺達のキャラとか関係性も分かってきてくれていて」

柚希「だから鼓太郎には毎回何か食べさせてるのか……！」

天堂「僕は関汰くんとアランくんの3人でじゃんけんするシーンを撮影しました」

葉崎「余ったお菓子をかけてじゃんけんするっていうシーンなんですけど、ずっとあいこで勝敗が決まらないっていう。カットがかかるまでずっとグーチョキパーを順番で出してたんですけど、どこかでミスったら勝敗が決まっちゃうから、間違えないように必死で、ほぼ脳トレみたいな（笑）」

葉崎「全然カットがかからないから本当に大変だったよね。もう最後のほうはじゃんけんでもなかったし（笑）」

天堂「そうそう、あれは見どころです（笑）」

葉崎「本当の高校生活というか、ちょっとくだらないけれど、青春を感じられるようなシーンがたくさんあるので、見るだけで笑顔になれるはずです！」

英城「うん。風男塾で過ごしていると、今も青春のような感じなんですよね」

赤星「それこそ、さっきB-PASSの撮影で外に行った時、鼓太郎がずっと石ころを蹴って遊んでいて。アランくんは変なダンスを考えていたりして（笑）、風男塾って本当に学校みたいだなって思いました」

葉崎「メンバーと顔を見合わせるだけで笑っちゃうんですよね。ちょっと目が合うだけで変顔してくるし。それが学生生活の延長線上みたいで」

胡桃沢「俺達は永遠の17歳って言っているんですけど、実際、精神的にはずっと17歳なんですよね（笑）」

英城「グループで1つのことに向かって頑張っている時とか、みんなで悔しくなったり、喜んだり、本当に青春だなって思います。レコーディングやMV撮影も、それこそみんなで1つのものを作る作業だから、まさに青春を過ごしているなって思いますね」