OCTPATH、現体制では初となる2ndアルバム『Present』が完成した。楽曲や振付にメンバーのクリエイティブが発揮された本作は、今、彼らが届けたい言葉や想いがぎゅっと詰まった1枚に。OCTPATHからの愛のこもった贈り物について、8人にインタビュー! さらに、ここでは撮り下ろし写真のアザーカットも公開!
プレゼントを返したい、そしてもっといい未来に繋げていこう
■ついに2ndアルバム『Present』が完成しました。これまで以上に新たなチャレンジが詰まった1枚になりましたね。
小堀柊(こぼりしゅう)「この1年、イベントやワンマンライヴなど、いろんなステージを踏ませていただく中で、もっとこういう曲が欲しいという話をすることがあったんです。メンバーの中から“もうちょっと歌いたいよね”とか“気持ちを伝えるような曲が欲しいね”という意見も出ていて。その他に、トレンドをキャッチしてみるのがいいんじゃないか?という話もあったし…… あと、3年目になったからこそ、もう少し大人っぽいOCTPATH を見せていきたくて。ジャンルの幅を広げていこうとなって、その意見をすべて汲み取った選曲となりました」
■では新曲を中心に聞かせてください。ライヴでも盛り上がる定番曲となった「FUN」から始まり、「Hands Up」に繋がります。この曲もこれからライヴの定番曲になりそうですね。
四谷真佑(よつやしんすけ)「そうですね。まだライヴで披露していないのでどうなるかはわからないんですが、途中で声を出すところもあるので、THmeとの声の掛け合いができたらいいなと思っています。前回のアルバム『Showcase』でも、ライヴでパフォーマンスをした時に予想以上に盛り上がる曲があったんですよ。なので、この曲もTHmeとどんな化学反応が起きるのかがすごく楽しみです」
栗田航兵(くりたこうへい)「THmeとのコール&レスポンスが楽しみ!」
四谷「うん、早くライヴで歌いたい」
■レコーディングもかなり盛り上がったのではないでしょうか。
海帆(かいほ)「タイトルの“Hands Up”から感じる雰囲気をそのまま歌にしたので、シンプルにあまり難しく考えずに楽しめるパーティーチューンになるように歌いました。サビはライヴをイメージして歌っています」
[L→R/T→B]四谷真佑 海帆 栗田航兵 高橋わたる 西島蓮汰 古瀬直輝 太田駿静 小堀柊
■年齢や経験を重ねていくなかで、盛り上がる曲に対して、ただ元気に歌うだけでは成り立たない難しさがありますよね。
古瀬直輝(こせなおき)「本当にその通りで、この3年でレコーディングの回数が増えて、自分にできることが増えてきたと実感するんです。でもその分、ブースで1人になるといろいろ考えてその思考に囚われてしまう傾向にあるんですよね。だからこそ、“Hands Up”ではそこを思い切って、考えも取っ払い、ちょっとおふざけも入れたくらいなんです(笑)」
■いい意味での余裕が出てきたのかもしれないですね。
古瀬「そうですね。その余裕もそうですし、この曲は型にハマったものを歌っても届かないんじゃないかなと思い、ちょっと挑戦してみました」
太田駿静(おおたしゅんせい)「僕もデモとはまったく違う歌い方をしたんです。兄さん(古瀬)と一緒でちょっとふざけた感じもありつつ、オリジナリティを出していきました。僕達が思い切り楽しんだ分、聴いてくれる皆さんにも楽しんでもらえたら嬉しいです」
■素敵な進化ですね。四谷くんが印象的だった新曲を教えてください。
四谷「ミディアムチューンの“Car Stereo”です。この曲は他のアップテンポの曲に比べて、みんなの歌声の良さがわかりやすく出ているかなと思っていて。それぞれの歌声の魅力を再確認できますし、僕的にもかなり挑戦的な曲だったので、アプローチの仕方をいろいろ変えてみたんです」
■ヴォーカリストとしてこういった曲を歌えるのはすごく嬉しいことですよね。
四谷「ただ、僕はあまりバラードが得意じゃないんです…… 」
海帆「そんなことないよ!」
四谷「あはは。どちらかというと、アップテンポのほうが歌いやすいんです」
高橋わたる(たかはしわたる)「自分に課せるハードルが高いんだよね」
四谷「まだどうしても難しいなって感じてしまうんですよね。でも、苦手だからこそ、いろんな角度からアプローチをしたり、歌い方を考えたり、いろいろ考えて練習したので、また1つレベルアップした気がします」
■ラストへ向けてのコーラスの重なりがとてもドラマティックで、これはライヴで聴いたら泣いちゃうやつかなと。
四谷「泣いちゃうやつです(笑)」
■この曲を歌い上げるのは気持ちよかったのではないですか?
太田「そうですね。今回、僕はサビのコーラスを歌っているんですが、かなり息遣いに気を付けて歌いました。聴いている人にも、心地よくなってもらえたらと思います」
■ステージでのパフォーマンスが特に楽しみな新曲はどれになりますか?
高橋「めっちゃ楽しみにしているのは“Silhouette”です」
栗田「僕もこの曲大好き、めっちゃいい!」
■ツーステップが印象的なY2Kトレンドソングですね。
高橋「曲調もすごく好きですし、大人っぽいセクシーさを出せる曲だと思うんですよね」
■この曲はどなたが振付を担当されているんですか?
高橋「Ryusei haradaさんというダンサーさんで、僕が好きなタイプのコレオをしてくださる方なんです。以前から好きでよく見ていたのですごく楽しみですね。Ryuseiさんはアイドルグループのコレオをするイメージがなかったので、お願いした時はやっていただけることに驚きましたし、あのダンスを踊れるんだというワクワクがあります」
■振付の面も含め、メンバーがクリエイティブに関わっているから、いろんな挑戦が積極的にできるのがいいですね。
古瀬「そうですね。みんな常にいろんな作品をチェックしていますし、楽しみながら制作に関わっているので、すごく充実してます」
■素敵ですね。それにしても、この「Silhouette」はOCTPATHにとってもかなりの挑戦曲になると思うのですが、歌ってみていかがでしたか?
小堀「アルバムの制作にあたって、それぞれのアイデアを持ち寄った時に、僕がこの曲のようなサウンドが欲しいと言って実現した曲だったので、ちょっとしたプレッシャーを感じながらレコーディングに挑みました。さらに僕は、歌い出しや、慎重にレコーディングしなくちゃいけないなというパートをいただいたんです。特に息の量は調整しながら、丁寧にディレクションしていただきながら作り上げていったのですごく満足していますし、OCTPATHとしての可能性もさらに広がる曲になっているので、完成してすごく嬉しいです」
■ちなみに、具体的にどんなサウンドと言ってリクエストをしたんですか?
小堀「“Present”もそうなんですが、リバイバル的な要素や、クラブミュージックなどみんながやってみたいジャンルを持ち寄る中で、そこにツーステップのようなジャンルをやってみたいと言ってできたのがこの“Shilhouette”だったんです」
■すごく今っぽいサウンドですよね。
小堀「トレンド感もありつつ、共感できる歌詞が合わさった時に、曲って跳ねるよなと分析しつつ、提案させていただきました」
栗田「歌詞は可愛らしいよね」
■ストーリー性のある歌詞は、OCTPATHの大きな個性だからこそ、じっくり聴いてもらいたいですね。西島くんはどの曲が新鮮でしたか?
西島蓮汰(にしじまれんた)「僕は“VIVID”がすごく好きです。僕のパートである〈鬼さんこちら手の鳴る方へ〉というフレーズがすごく気に入っていて。この単語を歌うことを想像していませんでしたし、今までにないキュートな姿もお見せできたらいいなと思っています」
■たしかに、韻を踏んでいるわけでもない、フレーズ勝負のリリックですよね。
西島「そうなんです。でもキャッチーですごくいいですよね」
古瀬「この曲の入りも〈「もういいかい?」「まだだよ」〉だもんね。斬新だったよね」
西島「遊び心溢れる曲になっていますし、アルバムならではの楽しみ方ができる曲かなと思います」
四谷「この曲は、振付を先輩のOWV・本田康祐くんが担当してくれるんです」
古瀬「以前、本田くんと対談させたいただく機会があったんですが、そこでお互いのグループについて話したんです。本田くんに“振付は今後も続けるの?”と聞かれた時に、“やっていきます”と答えたら、“ぜひOWVもお願いしたいよ”と言っていただいて。そこで“僕らもお願いしたいです!”と言ったんですよね。その後、本当にOWVの“Abyss”の振付を担当させていただいて」
■そういう経緯があったんですね。とてもいい交流ができているんですね。
古瀬「はい、本当にいい先輩です。本田くんは、がっつりダンスナンバーというよりは、明るくポップな感じの曲の振付がしたいと言ってくれたので、この曲でビビっと来ました」
続きはBACKSTAGE PASS 2025年2月号でお楽しみください!!
7th single
また夏に帰ろう
2025.05.28 Release
初回限定盤 CD+DVD ¥2,200
通常盤 CD ¥1,400
FC限定盤 CD+BD+GOODS ¥5,800
https://octpath-official.com/news/detail/1558?_normalbrowse_=1
『OCTPATH Showcase 2025 ~à la carte~』
2025年6月12日(木)神奈川・KT Zepp Yokohama
2025年6月26日(木)大阪・Zepp Namba
2025年7月10日(木)東京・Zepp Haneda
https://octpath-official.com/feature/showcase2025_a_la_carte?_normalbrowse_=1
OCTPATH
オクトパス。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN Season2』へ出演した元練習生により結成された8人組ボーイズグループ。’22年2月、シングル「IT’S A BOP」でデビュー。’23年11月に西島蓮汰が加入し、現体制での活動をスタート。’24年12月、2ndアルバム『Present』を発表した。’25年5月28日、7thシングル「また夏に帰ろう」をリリース予定。
公式サイト
https://octpath-official.com/
初回盤 CD+BD ¥6,050
通常盤 CD ¥3,410
01. FUN
02. Hands Up
03. OCTAVE
04. Sweet -2024 ver.-
05. Present
06. Daydream
07. Drive you Crazy
08. Silhouette
09. Car Stereo
10. VIVID
11. Come Alive -2024 ver.-
https://octpath-official.com/discography/detail/9/