風男塾ならではのキュンキュン青春ラブコメソング「イッサイガッサイI LOVE YOU」

風男塾が35枚目となるシングル「イッサイガッサイI LOVE YOU」をリリース。表題曲は、ライヴで盛り上がること間違いなしのコール&レスポンスと、メンバーの甘いセリフが特徴的なポップチューン。風男塾ならではのキュンキュン青春ラブコメソングについて聞きました。また、ここではアザーカットも公開！

■新曲「イッサイガッサイI LOVE YOU」は、キュンキュンする青春ラブコメソングになりましたね。

柚希関汰（ゆずきかんた）「いいですよね～！ 最初にこの曲を聴いた時、風男塾らしさが全開の盛り上がる曲だなって思ったんです」

英城凛空（はなしろりく）「聴きやすさもあるしね」

柚希「そうそう。コメディ色が強いけど、ちゃんとキュンキュンするセリフもあるところがいいんですよ」

■既にリリースイベントでも披露されていますが、お客さんの反応はいかがでした？

柚希「ファンのみんなも聴くごとに新しい楽しみ方を発見してくれているようで、毎回反応がすごくいいんですよね」

葉崎アラン（はざきアラン）「コール&レスポンスもあるから、イベントでも盛り上がります」

柚希「そう！ この前のワンマンライヴでは、12曲やったなかで、５回この“イッサイガッサイ”をやったんです（笑）」

■えぇ!? まるでデビュー曲しか持っていないグループみたい（笑）。

英城「あはは！ 風男塾ってめちゃくちゃ持ち曲はあるんですけどね」

柚希「そこで、ファンのみんなと一緒にコールを作っていったんです」

■皆さん、すぐに新しいコールに対応してくれましたか？

柚希「もちろんです！ 前作の“一生青春、一緒に青春”が鬼のようなコールだったこともあって（笑）」

英城「その英才教育があったからか、ものすごい実力がついていました」

柚希「コールのプロと言っても過言でないくらい。ファンの皆さんも含め、相変わらず体育会系なグループだなって思いましたね」

赤星良宗（あかぼしよしむね）「みんなコールが身体に沁みついていくのか、一度聴いたらすぐに覚えてくれるんですよ」

■すごい……！

英城「曲振りで“次は風男塾の胸キュンソングです”って紹介してこの曲を初披露したんですけど、この説明だと、もっと可愛らしい曲が来るんじゃないかって想像していたと思うんですよ。そうしたら案の定、こんなに激しい曲だとは思っていなかったようで、最初はみんなポカーンとしていて。でも、だんだん“あぁ、こっちの胸キュンか！”と理解してくれたようで安心しました。皆さんの戸惑っている表情は、今思い出してもニヤニヤしちゃうくらい面白かったです」

■それを5回もやったんですね（笑）。

葉崎「あれは本当にしんどかった！ もうしません！（笑）」

柚希「アランは“この曲は1回のライヴで1回まで！”って言っていたよね」

葉崎「当たり前ですよ、あまりにもハードすぎ！ でも1日1回とは言わず何回でもちゃんとやりますのでご安心ください」

■ちなみに、5回やっている時はどんな心境なんです？

葉崎「素直に“早く帰りたい”って思っています（笑）。でも、舞台袖が閉められていて絶対に逃げられない状況に……！」

6人「あははは！」

■この曲ではセリフがすごく印象的ですが、今回担当しているのはどのメンバーですか？

赤星「俺と凛空くん、あとは関汰くんです。俺と凛空くんは最初からセリフを言うことが決まっていたんですが、あと1つのセリフはみんながそれぞれレコーディングをしてディレクターさんが決めるという、オーディション方式だったんです」

■そのセリフがすごく耳に残ります。

赤星「前作の“一生青春、一緒に青春”の時もオーディション方式だったんですが、セリフがある曲って、2.5次元を謳っている風男塾らしいものだと思うんです。マンガから出てきたようなセリフが曲のスパイスになっているので、それを担当できたことが嬉しかったです。前回は“俺に惚れるとやけどするぜ”っていうキザなセリフだったんですけど、今回は純粋に“全部好きだよ”という爽やかなセリフだったので、言っていてすごく楽しかったです」

英城「俺も“君がいいんだよ”ってストレートだったから、すごく言いやすかったですね」

■そして、もう1つのセリフを勝ち取ったのが、関汰くんだったんですね。

胡桃沢鼓太郎（くるみざわこたろう）「でも、他のメンバーもみんなセリフを考えてレコーディングしたよね？」

柚希「俺“I LOVE YOU”と言ったのが使われたんですが、最初はここに何も入っていなかったんですよ。でも、この場所に何か足りないなという話になって、それならセリフにしましょうかって話になったんです。そこで、渾身のセリフを考えておいてって言われて、みんなが何と言ったのかわからないけれど、俺はタイトルが“イッサイガッサイI LOVE YOU”だから、“I LOVE YOU”を残したほうがいいだろうって思ってこのセリフにして…… 」

胡桃沢「そんな戦略的な感じだったの⁉」

柚希「戦略じゃないけど（笑）」

胡桃沢「僕は絶対にここのセリフが言いたくて、“好きだよ”とかよりも、もっとロックなほうがカッコいいかなと思って、“俺でいいんじゃね？”って言ったんです」

6人「あぁ～」

胡桃沢「“あぁ～”ってなに!?（笑）」

■鼓太郎くんは、ラップのレコーディングにも挑戦していたり、いつも積極的ですよね。

胡桃沢「人生何事も挑戦が必要ですから！」

凰紫丈源（こうしじょうげん）「俺は、セリフをレコーディングする時に、まず方言はダメだよって言われて（笑）」

6人「あはは！」

■前作ではセリフに沖縄の言葉が入っていて、丈源くん自身もそれをすごく気に入っていましたよね？

凰紫「そうなんですよ！ まさかのアイデンティティを封じられて（笑）。でも、それならちゃんとキュンとさせたいと思って、心をこめて“こっち見てよ”って言ったんです」

6人「いい～！」

胡桃沢「めちゃくちゃいいじゃん」

天堂太陽（てんどうたいよう）「青春突っ走ってる感じ！」

柚希「シンプルだけどグッとくるよね。今回のレコーディング、このセリフの部分はASMRのように囁く感じでって言われたんですよ。……で、鼓太郎は何て言ったんだっけ？」

胡桃沢「（腹から声を出して）俺でいいんじゃね？」

葉崎「コンセプトが違う（笑）」

柚希「こういった経緯があったということを思い出しながら聴いてもらえたらまた違う楽しみ方ができるんじゃないかなと思います」

英城「セリフも含めて、本当に風男塾の今の良さが存分に出た曲になったと思います。すごく楽しい曲になりました」

■MVも既に公開されていますが、今回は学校が舞台になっているんですよね。撮影はいかがでしたか？

天堂「今回の撮影は、現体制になってからは初めてエキストラの方に入ってもらったんです」

赤星「可愛い女の子たちに参加してもらいました！」

天堂「その女の子が入ったことによって、メンバーの普段とは違う演技が見られてすごく面白かったです。ストーリー仕立てになっていて、それぞれ意中の女の子がいる設定だったんですよね」

柚希「それぞれが違う人を好きっていう設定で。恋をするお芝居をしたんです」

天堂「俺は意中の女の子と一度離れ、戻ってくるというシーンがあったんです。監督から“嬉しい顔をして”とリクエストされたので、思いっきり入り込んですごい嬉しい顔をしたら“やりすぎ”って言われちゃって。好きな子が帰ってくるって思ったらワクワクしすぎちゃったみたいです。そういうお芝居がすごく楽しかったですね。たくさん観てほしいです」

英城「それにしても、鼓太郎はどこにでも出没していたね？」

柚希「みんなの恋を応援する感じで、ずっとどこかしらでみんなのことを見守っていたね」

胡桃沢「みんなの恋をアシスト…… とまではいかないですけど、とにかくみんなの近くにずっといます（笑）」

英城「現実の学校生活の中にもそういう子っていそうだよな（笑）」

胡桃沢「まさにそういうタイプの子なので、画面の中で探してもらいたいです」