THE RAMPAGE　24karats、16人が放つ黄金の光

THE RAMPAGEが、ニューシングル「24karats GOLD GENESIS」を7月24日にリリースする。今作では、歴代の『24karats』シリーズを正式継承した16人が、彼らならではの軍団感のある力強いメロディとパフォーマンスでシリーズの進化を表現。強い意志と覚悟が込められた楽曲に迫ります。ロングインタビューでは、陣、RIKU、山本、川村、吉野の5名が、その全貌について語ってくれました。

■昨年の『“16” NEXT ROUND』ツアーでEXILEの「24karats STAY GOLD」をカバーしていましたが、今回の「24karats GOLD GENESIS」が生まれたのにはどういう経緯があったんでしょう？

RIKU「HIROさんとの2024年の活動においての打合せがあって、2024年ということでTHE RAMPAGEに24シリーズの最前線に立ってほしいとおっしゃっていだだいたところから、いろいろと話が始まりました。それで、まず去年のツアーでEXILEさんのカバーをやらせていただくことになって」

吉野北人「武者修行の時から24シリーズの曲はカバーさせていただいてたんですが、24シリーズはLDHっていうイメージがありました。自分たち16人の想いを魅せるという去年のツアーのコンセプトに24karatsがハマるからこそ、いいタイミングで“24karats STAY GOLD」のカバーをやらせてもらえたことはTHE RAMPAGEにとってすごく大きいことだったと思います」

■MA55IVEと川村さんのラップパートが新たに加わっていましたね。

山本彰吾「昔、24シリーズにDOBERMAN INFINITYさんがラップで参加していたような立ち位置をMA55IVEが担いたいと思ったんですよね。それで5人それぞれのラップのリリックを1～2行ずつシェアし合いながら作っていきました。僕のパートはドーベルのTomogenさんのバースのフローだけをサンプリングして」

RIKU「そうだと思った！」

山本「昔からのファンの皆さんが聴いた時に原曲から変わりすぎていると微妙な気持ちになる人もいると思いましたし、僕もそういう気持ちになると思ったので、原曲のニュアンスを残しながら、16ツアーの勢いを入れていきました」

川村壱馬「僕は“24karats STAY GOLD”をリアルタイムで聴いていた世代なので、まずカバーさせてもらえることがシンプルに嬉しかったです。リスペクトを込めた上で自分たちが伝えたいことをリリックにしていきました」

■ラップパートは川村さんの〈時代は俺らをCalling>というラインで締め括られるのが印象的でした。

川村「そこまでチェックしてもらって嬉しいです。僕の言いたいことが丸々あのラップパートには詰まっていますね。有象無象の目先の話題や、アクセス数のことばかり考えていることへのディスも込めて、〈いずれ己の涙でコーティング はびこるメッキどもはもういい〉っていうリリックを書いたんです。今の時代に乗っかって調子に乗っても、結局はメッキははがれるんだなって思うんですよね。だから〈あまり乗んな流行りと調子〉と書いていて。その後の〈STAY GOLD 時代は俺らをCalling〉は先輩方へのリスペクトと自分たちへの誇りを込めています」

■本物が勝つという意志を感じます。

川村「まさにその通りです。そもそも24karatsにはフェイクではなく本物という意味があるので、まさしくそういうことですね」

■RIKUさんは16ツアーの名古屋公演でご自身のグッズを持ったファンの方がカバーを聴いて泣いている姿が目に入って心が動いたそうですが、どんなことを感じたのでしょう？

RIKU「EXILEさんが2007年のEVOLUTIONツアーで“DANCER’S ANTHEM”というダンスロックをパフォーマンスした時に着ていた緑のジャージをオマージュした衣装を着させてもらったんですが、火がステージから上がったりしてすごく盛り上がってる中で泣いているファンの方を見た時に、自分たちが今後さらにLDHを背負っていく存在になるための覚悟と気合を証明するっていう想いがちゃんと伝えられたのかなと思ってすごくグッと来ました。この16人でこの楽曲をカバーする意味があったと感じて嬉しかったです」

陣「武者修行の時にEXILEさんのカバーをさせてもらった時も自分たちからの提案だったんですよね。時代を作ったEXILEさんへの憧れやリスペクトがあり、当時からずっと“いずれ自分たちもそういう存在になるぞ”っていう気持ちを持ち続けています。だからこそ、HIROさんが“ 今のTHE RAMPAGEだったら24シリーズを任せられる”と思ってくれたんだと思ってます。“GOLD GENESIS”を作るにあたって、24シリーズを好きでいてくれる皆さんに認めてもらえる曲にしなきゃいけないというプレッシャーはありました。“STAY GOLD”をカバーすることと“GOLD GENESIS”を作ることはまた全然違う意味があるなと。責任を持って自分たちの船でまた出発していくっていう次のフェーズに行った感覚がありましたね」

■「GOLD GENESIS」のサウンドはモダンでありながら、とても情報量が多いと思ったんですが、どんなところにこだわったんでしょう？

陣「最初のデモ音源は完成形とは結構違いましたね。メンバーと“もっとスピード感があるイメージだよね”とか“音数はもっと多いほうがいいよね”っていうことを話していました。何度も僕たちの意見を作家さんに伝えてラリーをしていったんですが、ここまで何度もやりとりをしたのはTHE RAMPAGEとしては初めてですね」

川村「自分としてはEXILEスタイルは意識しながらも、THE RAMPAGEの軸であるヒップホップテイストをどう入れるかっていうことをかなり意識しました。結局完成した楽曲がもろヒップホップの曲か？って言われるとそうではなく、ハイブリッドなサウンドになったとは思うんです。陣さんがさっき“GOLD GENESIS”はこれまでの24シリーズとフェーズが違って、自分たちの船で新たに出発するイメージがあったっておっしゃいましたが、だからこそしっかりと継承はしながらも、僕らのカラーを意識したサウンドをオーダーさせてもらいました。最初はそこまで重さがないサウンドだったんですが、今のTHE RAMPAGEを表わすにはもっとドシっとしたいと伝えさせていただいたり。最終形くらいの音源についても“もうちょっとローのパワーが欲しい”ってお伝えしたり、最後の最後までかなりやり取りしましたね」

山本「24シリーズは音が賑やかなイメージがあるので、いい意味で未整理な感じをうまく表現したいなと思いました。あと、16ツアーの“STAY GOLD”での壱馬とMA55IVEの雰囲気を落とし込むことでファンの人たちも喜んでくれるんじゃないかなっていうのもありましたね」

川村「しかも、僕とMA55IVEの編成はEXILEさんとドーベルさんと同じ編成なんですよね。そこがリンクしているのもいいなって思います」

続きはB-PASS 2024年8月号でお楽しみください!!

『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024“CyberHelix” RX-16』

4月6日（土）長野・長野ビッグハット
4月7日（日）長野・長野ビッグハット
4月13日（土）埼玉・さいたまスーパーアリーナ
4月14日（日）埼玉・さいたまスーパーアリーナ
4月20日（土）三重・三重県営サンアリーナ
4月21日（日）三重・三重県営サンアリーナ
5月11日（土）宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
5月12日（日）宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
5月18日（土）広島・広島グリーンアリーナ
5月19日（日）広島・広島グリーンアリーナ
6月8日（土）北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
6月9日（日）北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
6月15日（土）大阪・大阪城ホール
6月16日（日）大阪・大阪城ホール
6月22日（土）熊本・グランメッセ熊本
6月23日（日）熊本・グランメッセ熊本
6月29日（土）新潟・朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
7月3日（水）静岡・エコパアリーナ
7月4日（木）静岡・エコパアリーナ
7月20日（土）千葉・ららアリーナ 東京ベイ
7月21日（日）千葉・ららアリーナ 東京ベイ
https://m.tribe-m.jp/ldh_page/tour_cyber_herix_rx16

『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR®︎ at TOKYO DOME』
9月11日（水）東京ドーム
9月12日（木）東京ドーム
https://m.tribe-m.jp/news/detail?news_id=47484