KID PHENOMENONのシングル「Sparkle Summer」。爽やかな開放感と、胸が高鳴るようなエネルギーを感じられる、夏のきらめきとグループの新たな側面が詰め込まれた1曲について聞きました。ここでは、「B-PASS 2025年10月号」掲載のインタビュー&撮り下ろしカットの一部を公開♪
Text 瀧本幸恵
Photo 木村心保
Hair&Make-up Rie Akita、NOBUKIYO
■「Sparkle Summer」は今の時期にピッタリな爽快感のある曲ですね。
夫松健介(それまつけんすけ)「自分達のまた新しい一面が見せられる曲だなと思いました。これまでシーズナルな曲ってなかったし、歌詞には僕らの年相応のテイストがあって、メンバー同士のプライベートでの仲の良さみたいなものも投影されているなと思います」
鈴木瑠偉(すずきるい)「最初に聴いた時からパフォーマンスをしたら絶対に楽しいだろうなって感じました。口ずさめるパートも多いし、どこをファンの皆さんに一緒に叫んでほしいかなって考えたり。“ザ・夏”という感じの曲なので、遊びに行く時とかに聴くとよりマインドを高めてワクワクできると思います」
佐藤峻乃介(さとうしゅんのすけ)「僕達はまだ車の運転はできないですけど、海岸沿いの道を窓を開けてドライブする情景が浮かんできました。これはメンバーの総意です! あと、健ちゃん(夫松)も言ってたようにここまで季節に寄せた曲は初めてだったからか、いつも以上に聴いた瞬間から情景を想像できたのが新鮮でした。ファンの皆さんにとって素敵な夏の思い出の1曲になってくれたらいいなと思います」
■ただ、夏の楽しさはもちろんなのですが、どこか切なさも感じるなと。
山本光汰(やまもとこうた)「そうなんです。1曲を通して日が昇ってから沈むまでの時間経過があって。2Bのところに〈打ち上げた花火〉というワードが入っていたり、楽しい1日が終わってしまうという切なさ、寂しさもあるんです。今回、僕が担当したパートがそういう1日の流れを感じさせる部分でもあったので、レコーディングではそのあたりのニュアンスも意識していました。夕方になって思い出を振り返る時の感覚とか、聴いている方にも共感してもらえるような表現にしたいと思って」
■〈僕らの“一瞬”と響き合った〉というフレーズが3回出てくるのですが、今言っていた時間経過というか、最後が一番エモく聴こえました。
光汰「同じフレーズで同じピッチ感なら1回レコーディングしたものをそのまま使うやり方もあるんですけど、今回は全部違うテイクで録りました。特に最後は転調もするし、自分自身もラストスパートということで想いを込めて、その1日が一気にフラッシュバックするような表現ができたかなと思います」
■翼空さんはどんなこだわりを持って歌いましたか?
遠藤翼空(えんどうつばさ)「Aメロ、Bメロ、サビで声色を全部変えました。〈溶けかけたアイス片手~〉のところから、夏が始まるよ!という期待感を聴いている方に伝えるためにはどう歌えばいいかを考えて。徐々に“夏本番だぞ! 行くぞ!”って気持ちが高まるよう、サビに向けてテンション感をどんどん出していきました。1曲通して自分なりに声のテイストを考えながら歌ったので、全部がこだわった部分です」
[L to R]岡尾 琥珀、川口 蒼真、鈴木 瑠偉、遠藤 翼空
■この曲は基本のメロディラインを翼空さんと光汰さんが歌っていますが、ところどころに他の皆さんの声も入っていますよね?
岡尾琥珀(おかおこはく)「サビ前の〈one time〉〈two time〉のところは1番と2番と全部変えていて、僕、峻乃介、瑠偉、蒼真でそれぞれやっています」
健介「僕は〈アチチ火傷しそうなほどのこのサマー〉のラップパートですね。この曲は翼空と光汰の歌声がいつもと全然違うじゃないですか。夏の青春感、フレッシュさ、爽やかさが前面に出ている明るい声なので、僕は普段はアクセントを強めにつけたり、エッジボイスを使うことが多いんですけど、今回は素直に行きました。僕は夏生まれで、夏が大好きなので、全力で夏を楽しみたい気持ちをありのままの声に乗せて。あとは早口なんですけどリリックを届けるのが一番大事なので、滑舌を気にしながら、それでいて疾走感を失わないように意識しました」
光汰「〈Jump hard and dive!〉とか、頭の歌い出しのところは全員一緒にやっています」
■そこは楽しい感じが出ていますよね。
峻乃介「(翼空、光汰を除く)僕ら5人は一緒に録りました」
琥珀「楽しくやるのは得意分野です(笑)」
健介「いろんなパターンをやってみてね」
琥珀「声を高くしたり、テンションを上げたり」
健介「ガタイのいい人をイメージしてみたり、楽しかったです」
■歌詞にはどんな印象を持ちましたか?
川口蒼真(かわぐちそうま)「〈溶けかけたアイス〉とか、夏!という感じがありつつ、切なさもある言葉があって。僕は〈焼けたアスファルトに映った僕らの影〉のところがいいなと。夏を感じながらも“影”って時間が経つと位置がズレたり、消えたりするじゃないですか。それが切ないというか、エモいというか。その時にしかない思い出という感じがして、今しかないその瞬間を楽しむみたいなところが素敵だなと感じました」
■まさに皆さんはこの曲のような青春真っ只中の年齢だと思うのですが。
健介「ドンピシャです(笑)。今、夢に向かって頑張っている自分達を“青春やな”って感じることもあります。メンバー同士で夢を叶えたいから頑張ろうって話をして、“よっしゃ、行くぞ!“ってなる時とか。今の活動自体を青春だと思う僕達だからこそ届けられる曲になっているのかなとも思います」
[L to R]山本 光汰、佐藤 峻乃介、夫松 健介
■青春を過ぎた世代からすると、あの頃を思い出して懐かしい気持ちになります。
蒼真「僕らでも聴いていて思い出すことはありますよ。学生時代のこととか、それこそオーディションを受けていた時期を振り返ると“青春だったな”と思うし。あの時はしんどかったり、悩んだりしたこともあったけど、今思うとあの時間もすごくためになったと思います。素敵な仲間にも出会えましたし。この歌詞を見ていると、その時はしんどいと思ったことでも時間が経つとよかったと思えて前向きになれます」
■今回の振付はどうなっていますか?
健介「RHTokyo(RIEHATATOKYO)のAkoさんとASUPIさんにお願いしました。メンバーで話し合って決めたんですけど、ほぼ全員の総意でした」
琥珀「初手から名前が出たよね」
■お2人にお願いしたいと思った理由は?
健介「エモーショナルだけどエモーショナルになり過ぎない、弾ける感じとか、リズム感は消さずに表現してくれる方にお願いしたいというのがありました。出来上がったものがまさにその通りで。エモーショナルだけどヒップホップのバイブスがちゃんとあるんです。お願いする時は“お2人の感じるままを表現してください”という形でお伝えました」
峻乃介「歌詞の意味とか、楽曲の感情をすごく考えながら振りを作ってくださるお2人なので、そういう動きが入っています。特にサビは細かく散りばめられているので、振りを通して自分達もよりこの曲に向き合うことができました。感情が伝わってくるアクセントとかは新しい挑戦にもなりましたね」
■MVは夏っぽい爽やかさもありつつ、ユーモアもあって楽しいですね。
琥珀「ストーリー性もあって、夢の中のシーンとかもあるんですけど、みんなでおもちゃの銃を打ち合うところがスロー再生されたり、面白いポイントも散りばめられているので飽きずに最後まで楽しめると思います」
翼空「所々でメンバー同士でふざけ合っていて、そこは普段の自分達っぽいなと思うし、そういうのを楽しみながらできるのが僕らの良さだと思いました」
琥珀「撮影とは関係なく、みんなで花火をしたのも楽しかったです!」
健介「個人的には顔は無表情で口だけ全力で動かすところが印象に残っています。僕、何でも表情に出てしまうほうなので(笑)。そこは一応、誰を撃っているかという設定があって、僕は翼空が相手だったんですけど、その演技がすごくよかったです」
続きは『BACKSTAGE PASS 2025年10月号』でお楽しみください!!
2nd Album
『KIDS00’s』
2026.06.17 Release
完全生産限定盤 PHOTO Ver. CD+PHOTOBOOK ¥7,700
完全生産限定盤 MOVIE Ver. CD+BD ¥5,500
通常盤 CD ¥3,000
https://kidphenomenon.lnk.to/KIDS00s_PKG
『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 “KIDS00's”』
2026年7月11日(土)岐阜club-G
2026年7月19日(日)広島クラブクアトロ
2026年7月20日(月)山口周南RISINGHALL
2026年7月25日(土)新潟LOTS
2026年8月2日(日)Cube garden
2026年8月9日(日)京都FANJ
2026年8月15日(土)仙台Rensa
2026年8月16日(日)盛岡CLUB CHANGE WAVE
2026年8月29日(土)SOUNDSHOWER ark
2026年9月3日(木)ダイアモンドホール
2026年9月5日(土)GORILLA HALL OSAKA
2026年9月6日(日)GORILLA HALL OSAKA
2026年9月12日(土)熊本B.9 V1
2026年9月13日(日)DRUM LOGOS
https://www.kidphenomenon.jp/live/
KID PHENOMENON
キッド・フェノメノン。’21年開催のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』から誕生した7人組ダンス&ヴォーカルグループ。’23年8月、1stシングル「Wheelie」でメジャーデビュー。’25年1月、1stアルバム『PHENOMENON』をリリースした。’26年7月より『KID PHENOMENON LIVE TOUR 2026 “KIDS00's”』を開催予定。
公式サイト
https://www.kidphenomenon.jp/
初回生産限定盤 CD+DVD ¥2,500
通常盤 CD ¥1,500
01. Sparkle Summer
02. Snakebite
03. Lemonade
https://kidphenomenon.lnk.to/20250820_5thSingle_PKG