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風男塾 挑戦する人の背中を押す、熱いエールソング「exdreamers」

Interview

2025.08.25

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風男塾の通算36枚目となるニューシングルは、“たとえ失敗したとしても、前に進んでほしい”という想いが込められたメッセージソング「exdreamers」。始まりの季節、新たなことへ挑戦する人の背中を押す、風男塾からの熱いエールを受け取ってください。さらにここでは、撮り下ろし写真のアザーカットも公開!
Text 吉田可奈
Photo 河邉有実莉
Styling 原田幸枝
■「exdreamers」、久しぶりに風男塾の熱いメッセージソングが届きました。

英城凛空(はなしろりく)「すごくカッコいいですよね!  最初にこの曲を聴いた時に、真っ先にアニメの主題歌みたいって思ったんです。今のところそういう話はないんですけど……(笑)」

柚希関汰(ゆずきかんた)「引き続きアニメタイアップ募集しております!(笑)」

英城「うん(笑)。頭の中に、アニメの主人公が戦っている姿が浮かんだんですよね。そういうシーンに合いそうな熱いメッセージがありましたし、泥臭い感じや、心の中がメラメラ燃えている気持ちも描いてあるなと思ったんです。俺自身、歌っていて共感する部分もすごく多かったので、このリアルな気持ちを乗せて歌えたらいいなと思いました」

凰紫丈源(こうしじょうげん)「たとえ失敗したとしても進むんだ、というメッセージがいいですよね。個人的には〈当たり前みたいな 毎日は意外とすぐに壊れてしまう〉というフレーズがすごく刺さって。何気ない日々も知らぬ間になくなってしまうこともありますし…… 。学生時代にスポーツをしていたんですけど、ずっとプロを目指していたのに、1つの怪我がきっかけで目標を諦めなければいけなくなったことがあって。当時は、あんなに頑張っていたのにこんなことでなくなってしまうんだってすごい喪失感があったんです。今、風男塾のメンバーとして生きている人生に後悔はないですが、あの頃の、それまでとはまた違う夢を見て、新しく踏み出した自分と、曲の主人公を重ねて、すごく共感しました。〈自分が主役の人生だから〉というフレーズも響きましたね」

赤星良宗(あかぼしよしむね)「わかる。風男塾って人を元気にするというポジティブなイメージがありますし、そういった曲もたくさんあるなかで、今、このメッセージ性がある曲が表題曲になっているのはすごく意味があると思っていて。この曲は〈いつか夢見た未来の自分に なれなかった僕たちへ〉という、ある意味かなり強い言葉でスタートするんです。夢を持って生きている人が多いと思いますし、俺も小さな頃は、いろんなものになりたかったんですよね。今、こうしてアイドル活動ができているから、1つの夢は叶えているかもしれないけど、夢を見ただけで、実際には叶えられなかったものもたくさんありましたし。一度夢を持って、何かに取り組んだことがある人には、すごく響く曲になっていると思います」

赤星良宗

■歌っている時、自分たち自身も熱くなりそうですね。

赤星「熱くなりますね。自分が主役の人生だと思えたら、すごくいいなと思うんです。それだけで強くなれる気がします」

葉崎アラン(はざきアラン)「この曲、実はすごく短いんですよ。1番と2番だけで構成されているんです。いつもなら、その先にCメロがあって、最後にラスサビがあって……と、もうちょっと長いことが多いんですけど。でも、最初と最後に強い言葉があるから、短さを感じさせないくらい、すごくパワーがあるんですよね。過去に夢を持っていたけど、叶わなかったり、何か諦めなきゃいけなかったことがある人が、この曲を聴いて、ポジティブに“別の道があるのかもしれない”とか、新しくチャレンジしたことに対して“楽しいな”と思えたらすごくいいなと思っていて。自分はずっとアイドルになりたくて、いろんなことにチャレンジしてきたわけですけど、もちろん上手く進めたわけではないから、いろんな後悔もあるんです。コロナ禍だった頃は、ただただ大学に行って、時間を過ごしていただけで。そのまま就職して、会社員として過ごすのかなって考えていた時期もあって。そんな時に、もしこの曲と出会っていたら、すごく心強かったと思うんですよ。だからこそ、今、夢を追いかけている人には聴いてほしいし、今の夢は叶えるのが難しいかもしれないって思っている人にも、別の視点で、違う道もあるということを教えてくれる曲なのかなって思います」

柚希「スタッフさんからは、次は風男塾らしくメッセージ性の強いものにしたいという話は聞いていたんです。それもあって、“exdreamers”をいただいた時は、すごく嬉しかったです。失敗したり、諦めたりしても、過去に囚われずにまたやってみようとか、明日からちょっと頑張ってみようかなって思ってもらえたらすごく嬉しいです。実際にファンの方がこの曲を初めて聴いた時に、泣いてくださったりしていて、ちゃんと伝わったことを実感して嬉しくて!  すでにリリイベで何度も披露はしているんですが、歌うたびにグッときています。歌詞に心揺さぶられるものがありますし、ストレートに頑張ろうと言うよりも、“いろんな人生があるけど、もう一度頑張ってみよう”と伝える、風男塾らしいエールソングになったと思います」

柚希関汰

■夢を追いかけ続けている風男塾だからこそ、歌に深みが出るのかもしれないですね。

天堂太陽(てんどうたいよう)「そうだと嬉しいです。風男塾って、例えば、“ガムシャラダッシュ!”(アルバム『ONE FU ALL, ALL FU ONE』収録)のような元気なイメージが強いと思うんですけど、今回の曲を歌う中で、いろんな背中の押し方があるなって思ったんです。〈マスクの下へと隠された 本当の想いも青春も〉という俺のパートがあるんですけど、実際に俺の青春時代はコロナ禍で、いつもマスクをしていたし、思うように動けなかったんですね。こんなことがしたかったなとか思いながら、ただ時間が過ぎてしまった悔しい思いがあって……。そういう過去の自分と歌詞を重ね合わせて歌っているので、みんなに熱い想いが伝えられたらいいなと思っていました」

凰紫丈源

■実体験と重なると、気持ちが入りますね。

天堂「そうですね。あとは、この曲のイントロ部分はライヴで掛け声があるので、そこで思い切り盛り上がってほしいです」

胡桃沢鼓太郎(くるみざわこたろう)「最近、『世界征服やめた』という映画を観たんです。短編映画で、同タイトルの楽曲を映画化したものなんですが、その中に“この世界はお前だけのものだ。お前1人だけのものだ。征服しちまえよ”というようなセリフがあって。それを言われた人は、普通にサラリーマンとして働いていて、規則正しく生活をして、人並みに辛いこととかもありながら、特に目標もないような人生を送っていたんですね。でも、その言葉をかけられて、変わるんです。僕は、“exdreamers”から、同じようなことを言われている気がして。大それた夢を語っているかと言われたらそういうわけでもないけど、ただこの世界を生きること、自分がなりたかった目標を見つけるために動くことがどれだけ大切なのかということを教えてもらったんです。あと、同じ時期に、Furui Rihoさんの“Super Star”という曲を聴いていたんですけど、誰かのスーパースターにはなれなくても、自分のスーパースターにはなれると歌っていて。その考え方って、この曲とすごく解釈が似ていると思ったんです」

英城凛空

■その時期、見聞きするものがすべて「exdreamers」に繋がっているように感じたんですね。

胡桃沢「そうなんです。最初と最後に同じフレーズが入っているのも、大きな意味があると思っていて。僕は最初の〈いつか夢見た~〉は後悔を意識しているんですが、最後の〈いつか夢見た~ 〉は諦めずにがむしゃらに頑張って、でも転んで泥だらけになって、それでも立ち上がって進むという感覚でパフォーマンスをしているんです。だから、それぞれ表情も変えているんです。泥だらけになりながらも、光を見つけられる、そのためのメッセージがこの曲に詰まっていると思います」

胡桃沢鼓太郎

■今回はMVもすごくクールですよね。

柚希「屋上でダンスをしたんですけど、それがすごく壮大で、夕日も相まって綺麗なんですよ。カッコよく光に消えていくような演出も印象的だなと思いましたし、前作までがコミカルだったので、1人1人のカッコいいところが見えるMVになっていると思います」

葉崎アラン

■いつもMV撮影での楽しいエピソードを聞かせてくれますが、今回はいかがでした?

柚希「ずっと卓球してたよね?」

英城「うん。メイキング映像も、かなりの割合を卓球が占めているはず(笑)」

胡桃沢「全ペアで試合しました」

葉崎「したね(笑)。その撮影場所での娯楽が、卓球場くらいしかなかったんですよ。ちょっと時間が空いたら誰かしら打っていたよね」

凰紫「撮影場所がかなり寒かったので、卓球で動いて熱くなって、ちょうどよかったです(笑)」

胡桃沢「本番の映像にも僕の吐く白い息がしっかり入っちゃっていて(笑)」

赤星「でも、それがカッコよかったよね」

天堂「風男塾では、俺が唯一の卓球経験者だったんですよ」

胡桃沢「でも僕が、最近卓球を習い始めたんですよ」

天堂太陽

■えっ、その休憩時間をきっかけに!?  

胡桃沢「いや、映画『ピンポン』が大好きで、いつか習ってみたいなと思っていたんです。だから、道場を見つけて、体験に行って、正式に通い始めました。今は、ラリーの時の膝の曲げ方とか、打った球はどこに飛んでいくかとか、基本的なことから習ってます」

天堂「このままちゃんと極めて、芸能界で天下取ろう!」

胡桃沢「新しい夢ができました(笑)」
■「exdreamers」がリリースされる頃は、新しい環境へ進む人も多いと思いますが、そんな人にも響きそうですよね。ちなみに、そんな人たちへ風男塾からアドバイスはありますか?

英城「俺は小さな頃からアイドルになりたくて、でもなかなかうまくいかなかったんです。でも、その道のりの中でいろんな経験をして、今、こうして風男塾として頑張れているんです。一度は諦めた時もありましたし、もう夢は終わったのかなって思ったこともあったけど、この先何があるかわからないからこそ、可能性があるなら挑戦してみていいんじゃないかなと思います。それが最初に思っていたものと違う道でも全然いいし、自分の人生の主役は絶対に自分なので。楽しんだもの勝ちです!」

一同「!!!(拍手)」
続きはBACKSTAGE PASS 2025年5月号でお楽しみください!!
36th Single「exdreamers」

36th Single「exdreamers」

2025.03.19 Release
初回限定盤A CD+DVD ¥1,700
初回限定盤B CD+DVD ¥1,700
通常盤 CD ¥1,300

01. exdreamers
02. 寒波襲来
03. A new chapter
04. exdreamers(Instrumental)
05. 寒波襲来(Instrumental)
06. A new chapter(Instrumental)
https://m.nfs724.com/page/exdreamers/?
『風男塾LIVE TOUR 2025 Dynamic』
9月6日(土)埼玉/HEAVEN'S ROCK さいたま新都市VJ-3
9月7日(日)神奈川/新横浜NEW SIDE BEACH!!
9月15日(月・祝)宮城/spaceZero
9月20日(土)福岡/福岡ポケット
9月23日(火・祝)広島/SECOND CRUTCH
9月27日(土)大阪/ROCK TOWN
9月28日(日)愛知/NAGOYA JAMMIN'
https://m.nfs724.com/kiji/6282/?

『マブダチ100人出来るかな Fes』
11月23日(日)東京/GARDEN新木場FACTORY
https://m.nfs724.com/kiji/6284/?

『風男塾LIVE TOUR 2025 FINAL~Dynamic~』
11月24日(月・祝)東京/GARDEN新木場FACTORY
https://m.nfs724.com/kiji/6283/?

New Single
タイトル未定
2025.10.15 Release
初回限定盤A CD+BD ¥1,700
初回限定盤B CD+BD ¥1,700
通常盤 CD ¥1,300
https://m.nfs724.com/kiji/6291/?
風男塾
ふだんじゅく。7人組男装ユニット。’08年、シングル「男坂」でCDデビュー。’22年9月にデビュー15周年記念ベストアルバム『風男塾 15th Anniversary』を、23年10月に8thアルバム『ONE FU ALL, ALL FU ONE 』をリリースした。’25年9月より『風男塾LIVE TOUR 2025 Dynamic』を開催予定。
公式サイト https://m.nfs724.com/
BACKSTAGE PASS 2025年5月号

BACKSTAGE PASS 2025年5月号

発売日:2025年3月27日(木)
価格:1,100円(税込)
表紙:ME:I
バックカバー:Little Glee Monster
https://amzn.asia/d/2LFgWe5

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