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BALLISTIK BOYZ 彼らのクリエイティブと強い意志が詰まった作品「SAY IT」

Interview

2025.04.10

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昨年11月に初の日本武道館公演を開催したBALLISTIK BOYZ。そのライヴへ向けて制作されたシングルが「SAY IT」だ。明るくハッピーな空気が漂う、グループの新たな一面が楽しめる表題曲のほか、ネクストステージへの覚悟が刻まれた「7」。彼らのクリエイティブと強い意志が詰まった作品についてインタビュー!  また、ここでは、撮り下ろし写真のアザーカットも公開!
Text 瀧本幸恵 Photo 田中丸善治
Hair&Make-up 服部有莉亜、森村真歩、十島成美(CONTINUE)
Styling 後藤泰治
■今回のシングルは、日本武道館公演(2024年11月6日開催)に向けて制作されたものなんですよね?

深堀未来(ふかほりみく)「もともとはそうです。(4~7月に開催された)『HIGHER EX』ツアーを終えたばかりだったので、武道館をやるにあたってメンバーの中で“新曲欲しいね”という話になって」

■どういう楽曲がいいというようなイメージはありましたか?

深堀「最初は、武道館は僕らにとってやっと立てる“ネクストステージ”であり、“ネクストステージ”は僕らの今年のテーマでもあったので、そこへ向けての覚悟を表現できるような強めの曲がいいと思っていたんです。けど、制作を進めていく中で、(今作のプロデューサーの1人)Chaki(Zulu)さんから“逆に明るいのやってみたら?”という提案をいただき、確かにいいかもって。それで(表題曲は)“SAY IT”に決まって、“強めの曲”という要素はカップリングの“7”に入れました」
加納嘉将

加納嘉将

■今回はT.Kuraさん、Chakiさん、DJ DARUMAさんというプロデューサー陣に、深掘さん、奥田さん、松井さんがセッションに参加して制作したとのことですが、具体的にどのように作業は行なわれたのでしょう?

深掘「みんなで集まって、その場でゼロから作っていきました。作りながら“もう少しコードを明るめにしてください”などお願いをして、意見交換をしつつ進めていく感じです。基本的なところは(プロデューサー陣に)お任せして、具体的な方向性を決める時は僕らも意見も出して、セッションしながらやっていきました」

■そういうやり方の場合、最初の0から1にする時はどんな感じなのですか?

深掘「なんとなくみんなでリファレンスみたいなものを話して。“今あるこういう曲どう?”とか、“明るいのはどう?”とか。そこから具体的に作っていきました」
松井利樹

松井利樹

■力也さんと利樹さんは、今回のような制作の仕方はどうでした?

奥田力也(おくだりきや)「(プロデューサーの)お三方のレベルがすご過ぎて。一緒にスタジオに入っている時は夢中になって作業を見ていました。ホントに一瞬で、フリースタイルみたいにどんどん音楽ができていくんですよ。自分たちももっともっとたくさん曲を作って、将来的にはこんなふうになれたらいいなって。衝撃を受けましたし、改めて曲作りに対するモチベーションが上がりま
した」

松井利樹(まついりき)「僕らが3人で作る時よりも全然ラフなんです。何も決めずにどんどんアイデアが出てくるのがすごいなって。後から整えればいいから、ベースを作る時はとりあえずでもいいから出す、みたいな。出たとこ勝負というか、その場のノリとか、フィーリングを大事にして音楽を楽しみながら作っているのがいいなって思いました。そういう場に一緒にいさせていただけたことで、すごく勉強になりましたし、言葉では言い表わせない感覚を味わえました」
砂田将宏

砂田将宏

■そういうやり取りの中で、自分たちが求めているものは上手く反映されましたか。

松井
「例えば、Bメロのフレーズは僕がその場で思いついたメロディが使われています。とりあえずハンドマイクで歌ってみて、それをブラッシュアップして入れたりとか。あとは、サビの前にコインの音が入っているんですけど、そこはChakiさんから“ここに何か音を入れたいから、バリでなんかそういう象徴するような音ってないの?”って聞かれて、僕が“Animal”の時のコインの音のことを伝えて、それが使われたり。そういう部分が所々にあります」

■他のメンバーの皆さんはこの曲を最初に聴いた時はどう思いましたか?

砂田将宏(すなだまさひろ)「これくらい明るくて楽しい感じの“ザ・ポップ”みたいな曲はこれまであまりやってこなかったので、欲しいなとは思っていました。メジャー感というか、誰もが心地よく聴けるメロディとサウンドがいいなって」

日髙竜太(ひだかりゅうた)「素直にいい曲だなって思いましたし、1曲の中にいろんな展開があるのもいいなって。これまでの僕らとはまた違った一面を(プロデューサー陣が)引き出そうとしてくださっていることが、曲を聴いて感じられました。ただ、今まであまりやってきてないはずなのに、自分たちに絶対ハマるだろうなっていう感覚もあって。僕たちが歌うところまでをイメージしてくれたのかなと。もちろんメンバーの3人が僕らのニュアンスをちゃんと伝えてくれていたからこそだとも思いますけど」
深堀未来

深堀未来

海沼流星(かいぬまりゅうせい)「久々の明るい曲なので、ファンの皆さんもそろそろこういう曲を聴きたい頃だったんじゃないかと(笑)。しかも、武道館で初披露できるということもあって、僕らのストーリーとしてもいいタイミングだなと思いました。とにかく早くレコーディングをして、自分たちの声で歌ったものを聴きたいと思って。すごく楽しみでした」

加納嘉将(かのうよしゆき)「ハッピーな楽曲で、世代を問わず好きになってもらえそうだなと思いました。今まで表題曲としてはこういう曲調のものをやってこなかったので、1つの挑戦という意味でもすごくいいと思いましたし、それが初の日本武道館公演のテーマソングというのにも繋がっていて、僕らにとって新しい1曲になりそうだなと感じました」
日髙竜太

日髙竜太

■歌詞にはどんな印象を持ちましたか。

海沼「すごく前向きな内容で、僕らにも当てはまる歌詞だし、今、何かを頑張っている方々にはきっと刺さると思います。サビの全員がユニゾンで歌っている〈Just say ay ay ay〉のところとかは、みんなで助け合って頑張っていこうという気持ちが湧いてきますね」

■歌詞はどのように作っていったのですか。

松井「歌詞に関しては、(作詞の)KenyaFujitaが全部書いてくれています。(メンバーに)“何かありますか?”って聞かれたけど、なかったです(笑)」

■先にイメージを伝えたとか?

深堀「いや、それもないです」

砂田「今回は全部お任せです」
海沼流星

海沼流星

■Fujitaさんは皆さんのことをよくご存じなんですかね。

砂田「知ってますね(笑)。ニューヨークにいた時は一緒に住んでいたので。僕が中2で、あいつが中1とか。もう兄弟的な感じです」

■なるほど。だから何も伝えずともこんな皆さんにピッタリな歌詞が書けるんですね。歌ってみた感想も教えてもらえますか?

加納「明るい曲調なので、その良さを邪魔しない歌い方がいいなと思って、あまり歌を主張し過ぎないように、少しトラックに寄せる感じで歌いました」

日髙「楽しかったです。レコーディング中も、Kenyaくんから学べることがたくさんありました。僕は個人的に彼の音楽というか、グルーヴがめっちゃ好きで。歌詞がリズムにすごく気持ち良くハマっているんですよね。細かいところなんですけど、語尾の処理の仕方とか、回す感じとか、彼がイメージしているところがデモを聴いた時点で分かったので、レコーディングの時は“これでいいんだよね?”とかって、僕からも確認をしながら一緒に作っていきました。彼は僕ららしさも残しつつ、ちゃんとこの曲に合った声の出し方をディレクションしてくれて。“この部分はこういうイメージで”とか、“ここはこのアーティストの歌い方を想像して”とか、具体的な指示もくれて面白かったです。ちなみに、サビの最後の〈夢が叶うまで〉のところは、彼曰く、マイケル・ジャクソンさんのイメージだそうです(笑)」
奥田力也

奥田力也

■そこは日髙さんのパートですよね。

日髙「1番は僕で、最後はまっさん(砂田)ですね」

■今回、皆さんの歌声のいいところが出ている歌割になっているなと。

砂田「(Fujitaが)めちゃくちゃ僕らの歌を聴いて、考えてくれたらしいです」

■振付はどなたですか?

砂田「ダンサーでコレオグラファーのMONAさんにお願いしました。この方もメンバーみんなと友達です(笑)。ダンサー仲間的な感じです」

■どんなイメージの振付ですか?

砂田「とにかく楽しい。僕らも踊っていて楽しいし、観る側も楽しいと思います。事前に僕らからキャッチーでシンプルなものにしてほしいということと、みんなで一列になって踊るシーンを作ってほしいというオーダーをしたんですけど、僕らが求めていた通りのものを作ってくれました」
奥田力也
■ポイントになるところはありますか?

砂田「サビの〈Just say ay ay ay〉のところ」

日髙「パックマンダンスです」

海沼「簡単なのでファンの方もマネしていただけると思います」

■MV撮影はどうでしたか?

松井「過去イチポップなものになってるかと」

日髙「“SUMMER HYPE”“SUM BABY”以来の明るいMVで、その中でもよりポップになっていると思います」

砂田「今回は夜のシーンがなかったし。全編ロケで、青空の下で撮りました」

日髙「海の近くとか、緑に囲まれているような場所とか、ガレージみたいなところとか、いろんな場所で撮ったけど、特にガレージのところはみんな良かったよね(笑)」

砂田「あれは良かったね(笑)」

日髙「MONAさんがMV撮影の現場にも来てくれて、流れとか動きを指示してくれたんですけど、それがまた良かったです。ちなみに今回、“7”の映像も撮ってるんですけど、それはまたガラッと雰囲気が変わってカッコいいです」

砂田「真っ黒です(笑)」

奥田「攻めました」
続きはBACKSTAGE PASS 2025年1月号でお楽しみください!!
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20225年6月22日(日)兵庫・ワールド記念ホール 開場15:00/開演16:00
https://m.tribe-m.jp/ldh_page/tour_bbz_2025_impact
BALLISTIK BOYZ
バリスティックボーイズ。7人組ダンス&ヴォーカルグループ。’18年始動。’19年5月、1stアルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビュー。’24年2月、3rdアルバム『Back & Forth』を発表。’25年2月12日にライヴ映像作品『BBZ EVOLUTION』を、3月26日に初のベストアルバム『Chapter 1』をリリースした。6月に初のアリーナ公演『BALLISTIK BOYZ ARENA LIVE 2025 “IMPACT”』を開催予定。
公式サイト https://m.tribe-m.jp/artist/index/195
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