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原因は自分にある。 “ゲンジブ”の新たな世界観を堪能できる「パラノイドランデブー」

Interview

2026.06.11

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原因は自分にある。から、シングル「パラノイドランデブー」が届けられた。川谷絵音が書き下ろしたタイトル曲は、キャッチーな旋律と独自の言葉選びが印象的なナンバー。“ゲンジブ”の新たな世界観を堪能できる収録曲の制作について、7人にたっぷりと語ってもらった。ここでは、「B-PASS 2025年12月号」掲載のインタビュー&撮り下ろしカットの一部を公開♪
Text 斉藤碧
Photo 木村心保
Hair&Make-up GLEAM
Styling 百瀬豪
■ニューシングル「パラノイドランデブー」は川谷絵音さんによる書き下ろし曲ですが、どういう経緯でご一緒することになったのでしょうか?

武藤潤(むとうじゅん)「正直、なんでオファーを受けていただけたのかは、僕らにはちょっとわからないんですけど…… 」

杢代和人(もくだいかずと)「そもそもの出会いは6年前、僕らがデビューしてすぐくらいの頃に、川谷さんが僕らのグループ名に対して、X(旧Twitter)で“気になる。笑”と投稿してくださって。その頃からご縁を感じていたんです」

吉澤要人(よしざわかなめ)「と言っても、直接交流があったわけではないんですけど」

武藤「川谷さんがヴォーカルをされているゲスの極み乙女も、改名前はバンド名の最後に丸(。)をつけてらっしゃったので、僕は勝手に親近感を持ってました(笑)」

小泉光咲(こいずみこうさく)「丸が取れた時はどう思ったの?」

武藤「アレ、なくなってる!?って」

一同「あははははは!」

武藤「でも、“終わりが来ないように”っていう意味で丸を取ったと知って、素敵な考え方だなって思いました」
桜木雅哉(さくらぎまさや)「僕は、川谷さんがヴォーカルをされているIndigo la Endさんのファンなんですけど、もともと川谷さんの楽曲が好きだったので、楽曲提供していただけたことがすごく嬉しくて!  バラード好きな僕としては、Indigoのテイストに近いバラードもいつか書いていただけたら嬉しいなという期待もあります」

杢代「気が早いよ(笑)」

[L to R]大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大、武藤潤、杢代和人、吉澤要人

■「パラノイドランデブー」の第一印象はいかがでしたか?

大倉空人
(おおくらたかと)「この曲は、川谷さんがイメージする“今の原因は自分にある。”を楽曲に表わしてくださったそうです。それを踏まえて聴かせていただいたので、“川谷さんには今のゲンジブがこう見えているんだ!”って知ることができたし、今まで何度も楽曲を作ってくださっているクリエイターさん達とは、また違うゲンジブが曲や歌詞で表現されていて。僕も新鮮な気持ちで制作に臨めました」

■想像していた曲調とは違っていた?


大倉「はい。個人的には、もっとゲスの極み乙女さんのような曲調の曲をいただけるのかなって思ってたんですけど、意外と違うっていう印象でした」

桜木「ゲスの極み乙女さんのような曲調って……?」

大倉「てっきり“ロマンスがありあまる”みたいに、導入からピアノロックサウンドが入っている曲をいただけるのかなと思って」

小泉「僕らもピアノロックの曲が多いしね」

大倉「そうそう。そしたらギター始まりで、すぐに〈Ah〉って歌が入ってきたから、いい意味で予想を裏切られたんです。もし6年前に楽曲提供していただいていたら、ピアノロック調の曲になっていたかもしれないですけどね。いろいろなバンドを兼任しつつ、たくさん楽曲提供をされてきた今の川谷さんと、今のゲンジブのコラボ曲としては、この曲調が一番ハマりがよかったのかなと思います」

長野凌大(ながのりょうた)「歌詞も、いろんな意味ですごく攻めてるなって思いました。でもこの曲って、途中まではずっとネガティブなことを歌ってるんですけど、徐々にネガティブを受け入れて、ポジティブに昇華していく姿が描かれていて。それこそがゲンジブの根源にあるものだと僕は思っているんです。そう考えると、“パラノイドランデブー”は新しい一面だけを詰め込んだ曲ではなくて、ゲンジブの真骨頂と言えると思います」
■歌詞には〈はい、ポーズ〉など写真撮影をする描写が多く出てきますが、この曲のテーマはどういうものだと捉えていますか?

吉澤「歌詞に関しては川谷さんが提案してくださったんですが、“自分が自分らしくある場所への、逃避行”というテーマがあります」

長野「その上で僕は、誰でも気軽に発信できる現代社会において、お互いが他人に干渉しすぎていることに警鐘を鳴らす曲だと受け取りました。すごく直接的な表現をすると、誰かが何か失敗した時に、勝手に写真を撮られて拡散されてしまう怖さとか。今の時代、そういったトラブルが誰にでも起こり得ると思います。と同時に、僕らのように舞台に立つ仕事をしている人間だから見えてくる意味合いもあったりして。それこそ“多世界解釈”というか、それぞれ違った見方ができる曲だなと思っています」

■では、各自がレコーディングで力を入れたフレーズや、こだわったことを教えてください。

杢代「僕はこの曲のデモをいただいた時に、結構クールな感じで歌う曲かな?って印象を受けたんです。でも、いざレコーディングしてみたら、意外と歌詞に表情をつけたほうが面白いってことがわかってきて。例えば、ラストの〈はい、チーズ 笑顔で3、2、1〉は無理に笑っている声と言いますか。切なさもありつつ、少し笑顔を浮かべてるっていうイメージが伝わるように、何度もテイクを重ねました」

■仮歌は川谷さんが歌っていたんですか?

杢代「仮歌は違う方でした。ヴォーカルレコーディングも、いつもお世話になっているディレクターさんに立ち会ってもらいながら、自分が納得いくまで録るっていう流れでした」

武藤「ただ、“パラノイドランデブー”に関しては、僕らも最初の段階のデモから聴かせていただいて」

長野「レコーディング本番のデモは、バンドでレコーディングしてくださっていたので。最初のデモからの移り変わりを見てきた上で、完成した音源を聴いた時は、すごく興奮しました」

桜木「貴重な体験をさせていただきました」
■では、話題を歌唱面のこだわりに戻して。

武藤「僕がこだわったのは、1サビ頭の〈パラノイドな頭の中 まだシェイクしてないの?〉あたりです。“パラノイドランデブー”は全体的にリラックスした感じというか、浮遊感のある歌声が続く楽曲なんですが、それに反して言葉数は多くて、実は早口言葉みたいにめちゃくちゃ口を動かす必要があるんです。しかもブレスが難しくて。僕の息が続く限界がちょうど〈いつまでも井の中の蛙でいたいの?〉までだったんですけど、それを何回も録ったので、ほとんど酸欠状態でレコーディングしてました(笑)」

吉澤「僕のお気に入りポイントは、サビ終わりの〈はい、ポーズ〉。ここは、どういう感じでいくかを試行錯誤しながら、何パターンも録りました。自分の持ち味である低音を活かした感じとか、ちょっと可愛らしい感じとか。でも僕もなかなか自分で納得いくものが録れなくて…… 。最終的に何にも考えずに録った〈はい、ポーズ〉が奇跡的にいいテイクだったので、それが音源に使われています」
■リリースに先駆けてティザー映像が公開になった時も〈はい、ポーズ〉が注目されていたようですね。

吉澤「ありがたいです。短いセリフではありますけど、この曲の中ですごく重要なワードの1つだと思っているので、僕も大切に録らせていただきました」

小泉「僕は〈危機的なお写真を見て〉…… 」

長野「お写真?(笑)」

小泉「(ツッコミをスルーして)ラスサビの最後のほうの〈危機的な青写真を見て 笑える日が来ますように〉に力を入れました。この曲ってピッチもリズムも難しくて、歌うのに結構技術が必要なんです。しかも〈笑える日が来ますように〉だから、明るく歌うのか、切なげに歌うのか、いろんな解釈があって。僕もいろんなパターンを録ってみて、ディレクターさんと相談しながら方向性を決めました」

長野「僕が注目していただきたいのは、歌い出しの〈Ah〉です。歌い始めって大事だと思うので、そこは曲の雰囲気をしっかり表現できるように、ちょっと妖しげな感じで歌いました。ちなみに、この〈Ah〉は1番、2番、最後に出てくるんですけど、僕は1番と最後を担当していて。さっき和人も言ったように、僕も歌詞の変化に沿い、ネガティブ(前半)からポジティブ(後半)に持っていこうとする過程を〈Ah〉で表現したかったので、そのニュアンスの違いを出すのに苦戦しました」

桜木「この曲は全部のパートが難しかったんですけど、僕も特に2番の〈Ah〉は、ニュアンスを出すのに時間をかけました。普通にクリアな声で〈Ah〉って言っても面白くないから、最初の“あ”は、ちょっとエッジを効かせて発声してみたりとか。歌詞の意味を伝えることを第一に考えて、声に表情をつけていきましたね。凌大が歌う〈Ah〉と、僕が歌う〈Ah〉の違いも、この曲の面白さだと思います。あと“パラノイドランデブー”はバンドサウンドが特徴なので、レコーディングでもバンド演奏に上手く乗って歌えたらなと。アクセントの付け方にこだわることで、ダンスだけでなく、歌でもリズム感を出せたらいいなと思っていました」
続きは『BACKSTAGE PASS 2025年12月号』でお楽しみください!!
4th Single「パラノイドランデブー」

4th Single「パラノイドランデブー」

2025.10.15 Release
初回限定盤 CD+BD ¥3,960
通常盤 CD ¥1,650
メンバーソロ盤 CD ¥1,650

01. パラノイドランデブー
02. ビネットネット
03. 希望的観測の定義
https://lnk.to/genjibu_4thsg
EP
文藝解体新書

2026.03.11 Release
初回限定盤 CD+BD ¥4,730
通常盤 CD ¥2,200
メンバーソロ盤 CD ¥2,200
https://sp.universal-music.co.jp/genjibu/bungei/

『ARENA TOUR 2026 仮ノ現』
2026年6月27日(土)兵庫・ワールド記念ホール
2026年6月28日(日)兵庫・ワールド記念ホール
2026年7月4日(土)東京・有明アリーナ
2026年7月5日(日)東京・有明アリーナ
https://genjibu.jp/news/detail/2299

『GNJB 7th Anniversary 原因は君にもある。』
2026年7月7日(火)東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN
〈1部〉14:30開場/15:30開演
〈2部〉18:00開場/19:00開演
https://genjibu.jp/news/detail/2330
原因は自分にある。
げんいんはじぶんにある。7人組ヴォーカル&ダンスグループ。’19年10月、1stシングル「原因は自分にある。」でデビュー。’26年3月、最新EP『文藝解体新書』をリリースした。6月より『ARENA TOUR 2026 仮ノ現』を、7月にデビュー7周年記念イベント『GNJB 7th Anniversary 原因は君にもある。』を開催予定。
公式サイト https://genjibu.jp/
『BACKSTAGE PASS 2025年12月号』

『BACKSTAGE PASS 2025年12月号』

発売日:2025年10月27日(月)
価格:1,100円(税込)
表紙:WEST.
バックカバー:ORANGE RANGE
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid2175572512/

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